武漢肺炎になれない日本人とマスクの話
【はじめに】
こちらは2月8日に公開した記事です。
そのため、2月後半からは外出時には必要に応じてマスクを着用しております。
（5月9日追記：2月後半当時も、人と近い距離で接する可能性がある場合はマスク着用でした。他人と会話する可能性が極めて低い外出、例えば、深夜、職場に自転車で職場へ往復する時などは、マスクをしていませんでした）
なお、当院では鍼灸院内部の消毒を強化したり、治療の間隔を開け換気につとめるなど、感染対策を行なっております。
そもそも1日に数名の方が利用されるだけの治療院ですし、駅前の雑居ビルではなく居住用マンションなので、環境としてのリスクは高くないと思われます。
現在、日本で感染が確認されている新型コロナウイルスは、8割以上が無症状か軽症です。
通常でも、肺炎の原因は季節性インフルエンザを含め多数あり、年間10万人以上が死亡しています。
一方で全世界で感染が拡大されており、全世界が大きな危機と戦っています。
こうした状況を踏まえ、気持ちを引き締めて感染症の危険性に対応して参りたいと存じます。
なお、以下の文章を書いた頃は、「集団免疫」の考え方を念頭においていました。
イギリスでも、ジョンソン首相が集団免疫戦略を打ち出しました。
しかしSARSを制圧し、今回も専門家チームのトップで活躍する鍾南山によると、「集団免疫は問題を解決しない。ウイルスの感染力は強く、致死性も高い」とバッサリ…。
その後、イギリスも方針転換されたそうで。
感染は「お互い様」などと、素人発想で無責任な内容を書いていたなという反省を込めて、敢えて訂正削除をせずにおきます。
ここから、元の記事
↓↓↓
画像は2月7日。
開店直後のお店に、マスクを求める人たちの列ができていました。
クルーズ船内に足止めされた3700人ですら、検査は一部の乗客に限られています。
確実に検査を受けたいと思うなら、湖北省にでも潜入すれば確実ですが、厳重に封鎖されてる状況のようです。
必要な支援物資の運搬すら停滞しているとか。
現状、新型コロナウイルス感染の診断を得る難易度は、かなり高いのです。
２)誰かにうつしていないか心配
不顕性（無症状）感染も多いようですから、感染しても気づかないかも知れません。
そうなると、気づかず他人を感染させてしまうかも知れない不安というのが考えられます。
ですが、そもそもが社会生活を営む以上、避けられないことなのです。
普通のインフルエンザを例にあげても、知らず知らずのうちに私たちは感染させたり感染させられたりしているのです。
通常のインフルエンザでは、毎年、1000万人が診断されています。
同じか、それ以上の数の不顕性感染はあるでしょう。
となると、ざっくり国民5人に1人くらいの可能性もある。
自分の知らないところで、感染したり感染させたりが日常的に起こっていることが考えられます。
いわば、お互い様。
一方、症状がなくても実際に感染すれば、予防接種より格段に抵抗力がつくわけですから、知らないうちに役に立ってるという考え方もできます。
なお不顕性の場合は、他人にうつす可能性は低いようです。
（注 これについては、季節性インフルエンザについての考察であり、新型コロナウイルスに関してはまだはっきりわかっていません。無症状の人が感染を広げた可能性も指摘されています。多数の人々に感染させたスーパースプレッダーもいますが、数字上は日本では1人が1人に感染させた程度です)
花粉症シーズンも重なってきているので、皆さん苦労されていることと思います。
私は、いろいろと調べて、インフルエンザやコロナウイルスへの感染予防としては、マスクはしないことにしました。
過去、インフルエンザと診断された記憶がなく、ここ数年は風邪をひいても1日以内で治ってます。
ということは、それなりに抵抗力があるので、そもそも「予防効果がない」と言われるマスクをしなくてもよい、と判断したのです。
それでも「マスクをしません！」と宣言するとなると、モヤモヤします。
そのモヤモヤを考えてみました。
１)社会の目が気になる
予防効果がないと知っていて、本人も滅多に感染しないという自信があっても、アリバイ的にマスクをする人はいると思います。
あるいは職場でマスク着用のルールがある場合など。
しかしながら、どうやら無駄な努力に終わりそうです。
うっかり罹っても、今の状況では簡単には新型肺炎患者となれそうにありませんから。
新型肺炎は、まだインフルエンザのようには簡単に検査できず、時間も費用もかかります。
クルーズ船内に足止めされた3700人ですら、検査は一部の乗客に限られています。
確実に検査を受けたいと思うなら、湖北省にでも潜入すれば確実ですが、厳重に封鎖されてる状況のようです。
必要な支援物資の運搬すら停滞しているとか。
現状、新型コロナウイルス感染の診断を得る難易度は、かなり高いのです。
２)誰かにうつしていないか心配
不顕性（無症状）感染も多いようですから、感染しても気づかないかも知れません。
そうなると、気づかず他人を感染させてしまうかも知れない不安というのが考えられます。
ですが、そもそもが社会生活を営む以上、避けられないことなのです。
普通のインフルエンザを例にあげても、知らず知らずのうちに私たちは感染させたり感染させられたりしているのです。
通常のインフルエンザでは、毎年、1000万人が診断されています。
同じか、それ以上の数の不顕性感染はあるでしょう。
となると、ざっくり国民5人に1人くらいの可能性もある。
自分の知らないところで、感染したり感染させたりが日常的に起こっていることが考えられます。
いわば、お互い様。
一方、症状がなくても実際に感染すれば、予防接種より格段に抵抗力がつくわけですから、知らないうちに役に立ってるという考え方もできます。
なお不顕性の場合は、他人にうつす可能性は低いようです。
（注 これについては、季節性インフルエンザについての考察であり、新型コロナウイルスに関してはまだはっきりわかっていません。無症状の人が感染を広げた可能性も指摘されています。多数の人々に感染させたスーパースプレッダーもいますが、数字上は日本では1人が1人に感染させた程度です)
３)周りに心配な人がいる場合
高齢者や持病のある人が身近にいると、うっかりうつすのが心配というケースです。
これも、家庭内でマスクを徹底しても意味がないという研究結果があります。
しかも、N95でも普通のサージカルマスクでも同じとか…。
もしご当人が不安がっているのであれば、マスクより手洗いなど有用な予防法を理解してもらった上で、その不安に寄り添うことが大事だと思います。
４)感染症に対する薄気味悪い恐怖感
ですが、恐れてばかりいるのは、もったいないです。
そのSARSですら、後々の調査では発症していない人にも抗体が見つかったということです。
”新型”インフルエンザと騒がれたウイルスも、しばらく経てば単なるインフルエンザに“格下げ”されています。
そうやって、ウイルスとの戦いを繰り返してきたのが、私たち人類の歴史です。
生まれたばかりの赤ちゃんは、母親から受け継いだ免疫力のおかげで、3ヶ月くらいは風邪をひきにくいそうです。
その後は、いろいろな細菌感染、ウイルス感染を経験し、あるいは予防接種を受けて、感染症に強い体になっていきます。
無菌室では、感染症に負けない体は育ちません。
加えて、取り巻く環境の変化も素晴らしい。
グローバル社会になり拡散も早くなりましたが、対策の輪も素早くなっています。
様々な立場の方々が収束に向けて日夜奮闘されていて、頭が下がります。
医療従事者や行政だけでなく、直接的間接的にどれだけ多くの方々が関わっていることでしょう。
今回も、大変な事態ではありますが、新しい経験と知識を得る機会でもあります。
目の前の物事を良い悪いの判断で終わらせず、立ち位置を変えたり、長い目で見ることで、それを宝物に変えることができる。
宝箱に変えるためには、前を向いて生きることだと思います。
以上、マスクを出発点とした“モヤモヤ”について、考えて参りました。
書いてるうちに、自分自身は少しすっきりしてきましたが、いかがでしたでしょうか？
他にも、モヤモヤしてることがあれば、お知らせください！
［追記］
2月9日『TVタックル』で、マスクは咳など呼吸器症状がない一般の人に必要でないとのWHOの見解が紹介されました。
咳をしている人は、マスクをしましょうね。
［参考］
『日常的なマスク着用による感染予防効果』吉田製薬株式会社
『インフルエンザQ&A』厚生労働省
『インフルエンザの不顕性感染者が感染源となる頻度』日本医事新報社
『スペインかぜ5000人死亡の理由』NATIONAL GEOGRAPHIC
『新型コロナの大津波に欧州はなぜ中国よりもろいのか 光る長寿国・日本の健闘』木村正人
▲元気とキレイの よい関係▼
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
はりきゅう東京知足堂
〒166-0001
東京都杉並区阿佐谷北4-6-3-101
TEL 03-6670-7866
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
＊肩こり，腰痛，美容鍼灸
＊JR中央線 阿佐ヶ谷駅 徒歩7分
インフルエンザの患者さんが減少傾向とは朗報か
さっきテレビで見たニュースです。
今年は、インフルエンザの患者数が1月に入ってから例年のようには増加せず、むしろ減少傾向とか。
手洗いなど、新型コロナウイルス対策を徹底したところ、インフルエンザまで予防効果が及んだというお話です。
インフルエンザの予防も手洗いです。
ワクチン接種には、予防効果はなく、重症化を防ぐだけだと厚生労働省も言ってます。
やっぱり手洗いですよね。
手洗い＋アルコール消毒が有効だそうで。
プラセボ効果や安心感から、マスクに効果があるのかも知れませんが、やはりマスクは頼りない印象…。
「マスクをしない人は外出禁止」とされる中国でも、新型コロナウイルスの感染は見ての通り増える一方。
欧米ではマスクをする習慣はないけれど、マスク大好きな日本人と比べてインフルエンザ患者が多いわけではない。
つまり、マスクは頼りないんだから、必要ない人は頼らない選択もありです。
マスク不足で、本当に必要な人が使えなくなるのは気の毒です。
さらっと、ニュースで触れていた数字が面白い。
去年の12月下旬にインフルエンザと診断された人は300万人いたそうです。
300万人ですよ、日本国内で。
武漢肺炎の何万人より遥かに凄まじい数字ではないですか。
さらに驚いたのは、300万人はけっして多くはない。
つい最近知ったのですが、日本では年間1000万人がインフルと診断されるそうです。
今の人口が1億268万人なので、毎年、13人に1人くらいがインフル感染してます。
無症状（不顕性）感染も含めれば、数千万人が感染しているのではないでしょうか？
そして、純粋にインフルエンザで亡くなる人は、年間200人から2000人くらいということです。
なお、他の死因であってもインフルエンザと関係ありそうな死（超過死亡概念）を含めると、年間1万人くらいが死亡するそうです。
ちなみに、日本で癌で死亡した方は、2017年で約37万人（国立がん研究センター）。
それでも、現状では、新型コロナウイルスの数百人の死亡が、よっぽど怖そうな印象なのが気になりますよね。
結論。私が何を言いたいか。
数字にはインパクトがあります。
その背景を冷静に読まないと、不必要な不安感を抱くということ。
不安を煽ると注目されるのが、テレビやネットの世界。
正しく怖がる訓練を、これからも続けたいと思います。
［参考］
▲元気とキレイの よい関係▼
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
はりきゅう東京知足堂
〒166-0001
東京都杉並区阿佐谷北4-6-3-101
TEL 03-6670-7866
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
＊肩こり，腰痛，美容鍼灸
＊JR中央線 阿佐ヶ谷駅 徒歩7分
花粉症シーズン到来、鍼灸治療の効果は？痛くない？
こんにちは！
東京知足堂アキヤマでございます！
そろそろ花粉症シーズン。
新型コロナウイルスの影響で、マスクが入手困難となり、お困りの方が続出かと思われます。
Amazonでも、通常よりかなり高価で売られているようですね。
Amazonで検索すると……
マスク高騰の折、この機会に卒花粉しませんか？
マスクが無くても大丈夫な人に生まれ変わりましょう♪
花粉症は卒業できないエンドレスな病気ではなく、私アキヤマも含め、花粉で困らなくなった人は一定数います。
花粉の心配がない春は、まさに楽園です！
ぜひ、一緒に卒業を目指しましょう！！
はりきゅう東京知足堂では、種村正昭先生による“種村式花粉症治療”をベースとした「NO花粉症プログラム」を去年から開始。
一部の方にご利用いただき、皆様から楽になったとのお声をいただきました。
【種村式花粉症治療の特徴】
★20年以上の実績
★3～5回で体質改善
★小学生低学年の子もOK
★妊婦さんもOK
★翌年はさらに少ない回数に
★小学生低学年の子もOK
★妊婦さんもOK
★翌年はさらに少ない回数に
NO花粉症プログラム
費用：1回 5000円（税別）
費用：1回 5000円（税別）
＊お得な回数券やクーポンもあります♪
2002年に国家資格を取得して以来、それなりに臨床経験を重ねて参りましたが、この治療方法は相当に面白いです。
数本の鍼で鼻詰まりが解消されたり、ティッシュの消費量が激減したり。
肩こり腰痛以外でも鍼灸がお役に立てることが実感できて幸せです。
なお、私どもは女性専用鍼灸院のため、男性の方はご紹介ある場合のみお受けしております。ご了承ください。
お問い合わせはLINEから
↓↓↓
▲元気とキレイの よい関係▼
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
はりきゅう東京知足堂
〒166-0001
東京都杉並区阿佐谷北4-6-3-101
TEL 03-6670-7866
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
＊肩こり，腰痛，美容鍼灸
＊JR中央線 阿佐ヶ谷駅 徒歩7分
やっとこさ新年のご挨拶を・・・
すっかりご無沙汰しております！
m(_ _)m
東京知足堂アキヤマでございます♪
年始の挨拶したかったのですが、
【今さらながら、今年もよろしくお願いいたします！！】
令和2年、2020年が、心豊かな1年となりますように☆
（もう1ヶ月経ってますが…）
ここ3年連続で、富士山が近くに見える場所で年越ししてます。
富士山がとてもよく見える家に生まれ育ったワタクシ、
やっぱり富士山からいただくパワーが最高でして(^^)
今年は、中学生の息子と二人旅。
旅先で出会った人がお雑煮をご馳走してくださったり、
コタツのある部屋で、まったり過ごしたり。
なかなか良い時間でした！
※アメブロから他ブログに引越し予定なので、絵文字使用を控えめにしております
では、また♪
▲元気とキレイの よい関係▼
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
はりきゅう東京知足堂
〒166-0001
東京都杉並区阿佐谷北4-6-3-101
TEL 03-6670-7866
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
＊肩こり，腰痛，美容鍼灸
＊JR中央線 阿佐ヶ谷駅 徒歩7分
248個目の新元号は万葉集から「令和」に決まり！
こんにちは！
東京知足堂の秋山聡子です！
令和
に決まりましたね〜♪
11時30分に発表ということだったので、施術を終えたご利用者様と一緒にネット配信を見てました。
「MTSH以外だとRがいいかもですよねー」
「Rって難しくないですか？」
「レイとかありますよ、黎明の黎とか」
なんて会話をしてました。
5分過ぎても会見すら始まらなかったので、お帰りになった後、一人でニュースを見てたら、何と令和でした！
ヘボン式表記が普通ですから、LでなくRでしょう。
個人的には、高校の名前が英和だったので、何となく親しみが持てます。
今日は穏やかな晴天。
4月1日、新たな年度スタートとなりました。
元旦みたいな意味合いの今日この良き日。
また1年、心を新たに進もうと思います。
▲元気とキレイの よい関係▼
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
はりきゅう東京知足堂
〒166-0001
東京都杉並区阿佐谷北4-6-3-101
TEL 03-6670-7866
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
＊肩こり，腰痛，美容鍼灸
